定例国政ご報告

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年度末、閣議後の定例会見

政令改正に関するご報告

東日本大震災における災害援護資金の貸付けについて、特例の適用期間を延長する政令です。

※司会進行役としてお世話になりました葛城さんが異動のため、この日が最後の司会、誠にありがとうございした。

 

▼月例の国政ご報告です。

国民の安心と安全を守るために

新年度を迎えました。厳しい冬が終わり、季節は春を飛び越えて初夏を感じさせる陽気が続いています。新入学や新入社など、生活環境も大きく変わる季節です。体調に注意して毎日を過ごしていただければと思います。

熊本視察、一日も早い復興にむけて

地震の発生から2年、被災した自治体を中心に、国も支援や協力をしながら復旧や復興を進めてきました。この2年間で大きく復旧や復興が進んだ地域、分野もあれば、まだまだ復旧途上という地域や分野もあるのが現状です。 多くの犠牲を伴った熊本地震の発生から今月で2年となります。平成28年4月14日に発生した熊本地震では、家屋の倒壊や土砂災害などにより死者258名、負傷者2,796名にも及ぶ甚大な被害が生じました。またこの地震では電気やガス、水道などライフラインへの被害のほか、空港や道路、鉄道などの交通インフラにも甚大な被害が生じ、住民生活を始め、地域の企業や農林漁業、観光業などの経済活動にも大きな支障が生じました。

先月、私も防災担当大臣として現地熊本県を訪問しました。現地に到着して、まず益城町テクノ仮設団地を訪問しました。こちらの仮設団地では、現在も千人以上の方々が生活されています。熊本地震で整備された仮設団地としては最も規模の大きな団地です。敷地内には仮設住宅だけでなく、スーパーや飲食店、理容店や整体などの店舗も営業しています。現地では実際に生活されて

いる方々から現在の生活の大変さやご要望などを伺いました。

熊本県全体では、現在も約4万人の方々が借り上げ住宅を中心に仮設住宅で生活をされています。

次に地震で工場や建物が損壊した企業を訪問しました。訪問先の企業は国からの補助金を受けて損壊した建物を補修し、業務を再開しました。地震により多くの地元企業が被害を受けたため、地震直後には経済活動が大きく落ち込みましたが、現在は震災前の水準に回復しています。

続いて阿蘇キャンパスからも近い、阿蘇大橋の落橋現場や付近の土砂崩れ現場を視察しました。こちらも大変大きな被害が生じ、落橋した阿蘇大橋や寸断した国道は、再来年度の復旧を目指して現在工事を進めているところです。 続いて東海大学阿蘇キャンパスを訪問しました。東海大学阿蘇キャンパスでは校舎が損壊したほか、学生向けのアパートが倒壊し、3名の学生さんがお亡くなりになりました。敷地内を断層が走り、阿蘇キャンパスは現在も使用できない状態が続いています。私も敷地内を走る大きな断層を目にしましたが、自然の力の大きさを改めて実感しました。

最後に熊本県庁で蒲島知事とご面会し意見交換を行いました。今回の視察を通じて、改めてその被害の大きさと、多くの地域でいまだ復旧や復興の途上にあることを実感しました。防災担当大臣として、一日も早い復旧・復興にむけて引き続き全力を尽くして参ります。 次いで天守閣の石垣を始め大きな被害を受けた熊本城を訪れました。これまでニュース映像などで見ていましたが、実際に訪れるとその被害の大きさを強く感じました。熊本城の再建は、熊本市を中心に、国や県も協力しながら進めているところですが、まだしばらく時間がかかる見込みです。

今年度予算が成立

国会では、2月に衆議院を通過した、平成30年度予算案の審議が参議院で行われ、3月28日の参議院本会議で可決成立しました。

また私の担当である防災に関しても、近年続く豪雨や台風災害などに対応するため、道路や河川などの防災・減災対策を更に強化する内容となっています。 成立した今年度予算では、保育所整備の更なる推進や幼児教育の段階的無償化、給付型奨学金の拡充など、若い世代への子育て・教育支援を始め、社会保障制度を全世代型へと転換して、人への投資を拡充することや、地域を支える中小企業の設備や人材への投資を応援し、賃上げや生産性の向上を通じて日本経済の更なる成長を目指すことなどを柱とする内容となっています。

日本は自然災害の多い国です。昨年は夏に九州北部で発生した豪雨災害や台風18号による土砂災害、今年に入ってからも福井県など日本海側の地方で大雪による被害が発生しています。今後も地震を始め、大きな自然災害が発生することが予測されます。防災担当大臣として、国民の安心と安全を守るため、予算を着実に速やかに執行し、防災・減災対策をしっかりと進めて参ります。

引き続き全力で職務に励みます。ご支援のほどよろしくお願い致します。 平成30年4月1日 おこのぎ八郎